葬儀の挨拶 ポイント
「葬儀のあいさつ」を当事者として行うことはそう何度とあるものではありません。言葉や内容など難しく考えてしまいがちですが、本来ご遺族のあいさつには、決まった形式はありません。悲しみの中にある遺族にとって、参列者の前で慣れないあいさつをするプレッシャーは相当なものです。ですから、短くてもかまいません。また、じょうずに話そう、りっぱな表現を使おうなどと思う必要もありません。家族葬の方も増えておりますし、昔の様に難しい言葉を使う必要もございません。
参列者への感謝と、故人への想いを、だれが聞いてもわかる言葉づかいで、素直に自身の言葉で話すのが良いでしょう。
内容としては、①参列へのお礼、②生前お世話になったお礼、③故人の思い出、④差し障りがない範囲で故人の最期の様子、⑤これからの決意、支援のお願いなどが一般的です。
本来、通夜に喪主のあいさつはありませんでしたが、近年は通夜に会葬者が多くなり、あいさつすることも増えています。
葬儀の日は、告別式の最後、又は出棺前に、会葬者の前で喪主があいさつをします。
下記から各例文がご覧いただけます。