人生で数えるほどしか経験しないお葬式。 経験があまりないために、どのくらい費用がかかるか分からず、場合によっては高い金額を提示されても気にせずに支払ってしまうことがあるかもしれません。 実際、最低限以上に葬儀費用がかさんでいるいるケースも多くあります。 今回は、そんな葬儀費用を安く済ますために、葬儀費用の仕組みと安くするコツについてご案内していきたいと思います。
■葬儀費用の内訳 葬儀費用は以下3つの要素からなります。 ・お布施の費用 ・おもてなし費用 ・葬儀一式費用
そしてこれらの平均額はそれぞれ ・お布施の費用:¥446,000 ・おもてなし費用:¥339,00 ・葬儀一式費用:¥1,222,000 で合計¥1,889,000かかると言われています。 (日本消費者協会平成26年度調査)
これだけでなく、追加料金を取られる場合もあるので、葬儀社に見積もりを依頼する際に、 費用に何が含まれていて、どのくらいかかるのかはきちんと確認する必要があります。
上記3つの要素の内、葬儀一式費用がどういったものか分からないという方も多いと思います。 ですので、次に葬儀一式費用の内訳を見ていきます。
・葬儀斎場の費用 葬儀場を借りる際の施設利用料、式場使用料などがこれに含まれます。 自宅で葬儀を行う場合は必要ありません。
・葬儀社に支払う費用 祭壇費用や遺影写真、施行管理費、お棺代などがこれに含まれます。
・お車代 一般的に霊柩車と呼ばれる、お車の搬送料がこれに含まれます。お迎えに上がる場所によって、料金が変動致します。
■安くするコツ ・良い葬儀社を見つける 当然のことですが、これが一番です。金額が安くサービスの良い業者を見つけましょう。 そのために、おすすめの方法が事前相談です。 2~3社の葬儀社に見積もりを依頼し、それを比較することをお薦め致します。 オプションの有無も含め必要な内容を予め伝えた上で、すべて含めていくらかかるか、またその内訳を詳細に出してくれる葬儀社を選ぶようにしましょう。
・葬儀スタイルを考える 葬儀社によって価格は前後しますが、 50名前後のお式なら130~180万円費用がかかりますが、30名までのお式なら20万~120万円程度で済むことが多いです。 参列者の数が少ない場合などは家族葬を選ぶのもよいでしょう。 また、直葬といって、通夜と告別式を行わず火葬だけの葬儀スタイルも存在し、このスタイルであれば葬儀社によっては10万円代で行えることもあるようです。
いかがでしたか? 葬儀にはかなりのお金が必要です。人生に数回しかないのだから、惜しみなくお金を使おうという考えもあるかもしれません。 しかし、同じサービスの内容で安く済ませるならそちらに越したことはないでしょう。 信頼できる葬儀社に出来るだけ安くきちんとした葬儀をおこなってもらいましょう! |