葬儀を手配する際の心配事のひとつに、「葬儀費用の支払い」があるのではないでしょうか?
日本消費者協会によると、葬儀全体に必要な費用は189万円との調査結果が出ており、多くの方がイメージされているように葬儀費用は高めだと言えます。
今回は、葬儀費用を支払うタイミング、支払い方法から、葬儀費用の負担を抑える方法までご紹介します。
・葬儀費用支払いのタイミングや期限は? 葬儀費用を支払うタイミングですが、葬儀社のホームページやパンフレットに明記されていないのであれば、葬儀終了直後から一週間程度の間に支払うことが一般的です。中には、葬儀依頼時に半金を支払うケースもあります。
また、高額な費用をすぐに準備するのが難しい場合、あらかじめ葬儀担当者に相談しておくことで、支払い期限を1か月に延長してもらえたり、分割払いに変更してもらえたりすることもあるようです。
・葬儀費用の3つの支払い方法 主な葬儀費用の支払い方法3つについて、ご紹介します。 1.現金(一括払い) 最も一般的な支払い方法です。病院での治療費や供養に関する費用など、葬儀後に必要となる金額を考慮しておきましょう。
2.ローン(分割払い) 現金で用意することが難しい場合に、大変便利な支払い方法です。希望する支払い回数ごとの手数料を、予め確認しておきましょう。支払い回数は大抵の場合1回から36回のお支払いに対応しています。
3.クレジットカード 一括か分割払いを選択できるほか、利用ポイントを得ることができます。葬儀費用が利用限度枠を超える場合、各クレジットカード会社で「利用限度枠の一時引き上げ」の対応をしているので確認してみましょう。支払契約の詳細は、カード会社の規約に則ります。
・葬儀費用の支払いが難しい状況の方へ 生活保護を受けられていて、葬儀費用の支払いが困難という方であれば、「葬祭扶助制度」を利用することにより、0円で葬儀を行うことができます。 ただし、葬儀内容が限定されますし、葬儀の前に手続きが必要となります。
ご自身に合った支払い方法は見つかりましたか? ローンやクレジットカード払いには、すべての葬儀社が対応しているわけではないので、事前に対応可能な葬儀社を選定しておきましょう。 |