こんにちは。 葬儀は人生の中で参列する機会も、喪主になる機会もなかなかありませんよね。
あまり考えたくない話題ではありますが、いざというときのために知識を持っておくことは大切です。
前回から参列する立場ではあまり知ることのない葬儀形式の種類についてご紹介してきましたが、今回は【社葬】についてお話いたします。
■社葬とは 社葬とは、企業の創業者や功労者などが亡くなった際に、企業が主催して行う葬儀を指します。また、故人を供養する儀式であるとともに、「広報活動」という企業経営にとっての意味合いも持ちます。 その存在意義を社会に認めてもらうための活動の一つなのです。
社葬と一般の葬儀の大きな違いは、葬儀運営の主体となる責任者の違いです。葬儀ではご遺族が責任者になりますが、社葬では故人の属していた企業です。
□社葬に参列する際のマナー 社葬では、人選や供花、供物などのマナーが存在します。
□人選のマナー 社葬に参列する人を選ぶ場合は、故人と同格の役職の人が出向くことがマナーとされています。
社葬が行われるのは、企業の創業者や功労者といったかなりの役職の方であることがほとんどであるため、必然的に他企業からも社長や重役クラスから参列されます。
そのため、故人よりも下の役職の人しか参列していないのは失礼であり、マナー違反にあたるのです。
□名刺についてのマナー 社葬に参列して受付で名刺を出す際には、名刺の左下を折るか、名刺の右肩に「弔」の文字を書くようにしましょう。
代理で参列する際には、自分の名刺と参列できなかった上司本人の名刺も同時に2枚差し出します。 代理人の名刺の右肩には「代」と書くことがマナーです。
また、社葬での名刺交換はマナー違反です。 故人のみならず企業にとって社葬は重要な場ですが、葬儀であるという前提を忘れずに仕事の打ち合わせなどを行うことはやめましょう。
□服装のマナー 基本的なマナーは一般的な葬儀と同様ですが、略式葬であるか正装であるかについては、一度葬儀委員会に事前に確認してみると安心かもしれません。
いかがでしたか。 社葬について少しでもご理解いただけたでしょうか。 昇任・昇格に伴って社葬に参列する機会があった際は、ぜひ一度こちらの記事を参考にしてくださいね。
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