葬儀・告別式での挨拶
- 例1)
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本日はお忙しい中、母○○の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございます。長男の○○でございます。遺族、親戚を代表いたしまして、ごあいさつ申し上げます。
母は、○月○日、老衰のため永眠いたしました。享年○歳でございました。
ここ数年は徐々に体力が衰え、最期は病院のベッドの上で眠るように逝きました。文字どおり、天寿をまっとうしたかと思います。
とにかく頑張り屋の母でございまして、私が小学生の頃、父が早世して以来、女手ひとつで二人の子どもを育ててあげ、昼も夜もなく働き続けてくれました。子供であった私共には到底はかりしれない苦労もさぞ多かったと思いますが、愚痴もこぼさず、いつも明るく気丈な母は私たちの誇りであり、手本でございます。
仕事も引退した後は、やっと出来た時間を存分に楽しみ、趣味の洋裁や温泉巡り等、入院直前まで誰にも頼らず、一人暮らしを貫いた母でございました。
ご近所のみなさまやサークル仲間のみなさまにずいぶん気に留めていただき、代わるがわる家をのぞいてくださったとうかがっております。また、入院中もたくさんの方にお見舞いにきていただきました。母になり代わりましてお礼申し上げます。
本日は最後までお見送りいただきましてありがとうございました。
- 例2)
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本日はお忙しい中、夫○○の葬儀にお集まりいただき誠にありがとうございました。
主人は○月○日、大腸癌で逝去いたしました。享年○歳でございました。
一昨年癌が見つかり、お医者さまには「もって一年」と宣告されておりました。家族といたしましては一日でも長く生きてほしいという思いで、本人にも告知して懸命に闘ってまいりました。その甲斐あって、なんとかここまで来られたのだと思っております。
本人も家族も覚悟しておりましたので、この一年でお世話になった方にお別れのあいさつをしたり、子供たちと様々な事を語りあったり致しました。夫としても悔いのない最期を迎えられたのではないかと考えております。
みなさまの温かいお言葉が、主人にも、また私たち家族にとってもどれだけ励みになったかしれません。ここにあらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後とも主人の生前と変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
本日はありがとうございました。
- 例3)
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本日はお忙しい中、多数の方々にご会葬賜り誠にありがとうございました。
また会社の皆様方や学生時代の先輩方、ご友人の方々からは心のこもったお別れの挨拶を賜り父もさぞかし喜んでいると存じます。生前中のご厚誼(こうぎ)に、厚く御礼申し上げます。
父は勤勉実直な人間で、朝は5時には起きて新聞を隅まで読み、夜はいつも12時過ぎまで机に向かっておりました。一昨日脳梗塞で突然意識不明となり私たちが病院にかけつけた時には既に意識がなく、そのまま帰らぬ人となりました。健康には人一倍、気を付けていた父が、よもや亡くなろうとは全く思っていませんでした。
今はただ、一生懸命に頑張っていかねばと思うばかりでございます。
まだ若輩でありますので、これまでにも増してご指導ご鞭撻(べんたつ)を賜ります様せつにお願い申し上げご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
- 例4)
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本日はお足元の悪い中、叔父の葬儀にわざわざご会葬賜り誠にありがとうございました。
またご弔意並びに、ご厚志を賜りまして厚く御礼申し上げます。
昭和一桁生まれの叔父は、長年勤めあげた○○株式会社の代表退任以来20年、悠々自適のうちに過ごしておりましたが、四日前の夜半、〇〇病院で眠るがごとく○歳の生涯を閉じました。
若い時から様々な苦労を経験し会社に尽くした生涯ではありましたが、大往生ともいえる最後であったことは、何よりの慰めでございます。叔父が晩年を豊かに過ごす事ができましたのも、ひとえに皆様方のご厚情のたまものと深く感謝致しております。これからは残されたもの力をあわせて、叔父の意思を受け継いでゆきたいと思います。これまで同様のご指導とご鞭撻をお願い致しまして、御礼のご挨拶とさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
- 例5)
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出棺に先立ちまして、遺族を代表し、皆様に一言ご挨拶を申し上げます。
本日は遠路ご多忙中のところ、ご会葬、ご焼香を賜りまして、誠にありがとうございました。
故人存命中は、皆様方にひとかたならぬご厚情を賜りまして、心からお礼申し上げます。
皆様方に温かくお見送りいただき、主人もさぞ喜んでいることと存じます。
遺された私達一同は、若輩ではありますが、これから故人の遺志に沿うよう努めていく所存でございます。
皆様方には、故人同様のおつきあい、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
簡単ではございますが、これをもちましてお礼にかえさせていただきます。
本日は誠にありがとうございました。
- 例6)
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皆様には大変ご多忙中にも拘らず、お暑い中を亡き父OOOOの葬儀に多数ご参列くださいまして誠に有難うございました。私は長男のOOでございます。喪主として一言ご挨拶を申し上げます。
父は○○県○○市で○○家の長男として昭和OO年に出生致しました。○○大学を卒業後、祖父が創立した現在の○○株式会社に入社。 昭和○○年に同社を引き継ぎまして以来幾度の変転の後今日に至っています。社業がこれまでに発展できましたのも、一重に皆様のご厚情のおかげと感謝しております。○○年激動の生涯を太く生き、父も満足しかつ感謝の念を持ってあの世に旅立ったことと思います。父になり代わりまして心から御礼申し上げます。今後は残された母を大切にし、家族力を合わせて父の遺志を受け継ぎ、社業発展の為に身を捧げる覚悟でございます。亡き父同様ご厚誼の程せつにお願い申し上げまして、御礼の言葉に代えさせて頂きます。
本日は誠にありがとうございました。